リフォームを検討する大きな理由は「暮らしをより快適にしたい」「エコな暮らしがしたい」などがあげられます。
このような理由から近年、オール電化住宅にリフォームする方が急増していますね。しかし実際、オール電化にリフォームしたら本当にお得なのだろうか。また、どのようなリフォーム工事が必要なのか疑問ですよね。
photo by Jun OHWADA
★ 特集記事
オール電化なら必須！電力会社を手間なしで見直す方法とは？
マンションをオール電化にする方法
オール電化にリフォームするには以下のような工事が必要です。
- 配線工事（100ボルトから200ボルトへ）
- アンペアブレーカーの取換
- 漏電遮断機の交換
- 引込み線の増強
- 機器の設置工事（ＩＨクッキングヒーターや給湯機など）
しかし、マンションをオール電化にリフォームするにはいくつかの問題点があります。
「配電工事ができるか」基本的にはマンション一戸あたりの電気量は100ボルト程度の場合が多いのですが、オール電化では200ボルトの電力が必要となり、配電工事を行わなければなりません。
しかし、マンションでは通常一戸あたりの配電量が決まっており、特別に特定の世帯だけに多く配電すると言う事ができない場合が多いのです。
「給湯機の設置場所の確保ができるか」ガス給湯器に比べ、電気温水器やエコキュートは機器自体が大きく設置場所に問題が発します。バルコニーに設置と考えてもバルコニーは基本的に共有部分ですので難しくなります。
マンションでのリフォームは、内容によって「手を加えることができる箇所」と「そうでない個所」があるので、事前に確認しておくことが大事です。
電気代はどれぐらになる？
ガスエネルギーとオール電化ではコストにどれくらいの差があるのでしょうか。
地域や電力会社によっても異なりますは、1時間あたりの電力使用量を比べると、ＬＰガスでは約20円に対し都市ガスだと約15円。オール電化では昼間は約32円で夜間は13円程度です。これだけみると、都市ガスとオール電化の夜間時がお得。
しかし、オール電化にはガスを使用せず電気代の基本料金のみで良いので、「電気とガスの両方の基本料金を払っている」場合と比べればオール電化の方がお得となります。
一般家庭（3～4人）のガスと電気両方を利用している場合の光熱費と、オール電化での光熱費を月額平均と年額平均を比べると次のように↓
- 「ガス・電気両方利用での光熱費：月額14,000円～18,000円／年間168,000円～216,000円」
- 「オール電化での光熱費：月額12,000円～15,000円／年間150,000円～180,000円」
この数字からはトータルで、オール電化の方が月額3,000円程度、年間では36,000円程も節約できていることがわかります。
更に、電気利用料の安い時間帯（23：00～7：00）にお風呂や炊事を行うようにすれば、より高い節約効果が期待できるはずです。
▶関連：「オール電化」にした時の光熱費はいくら？ケースに別で比較
＼オール電化なら必須！／
電力会社を楽に見直す方法
面倒な手続きも任せっぱなし
オール電化切り替えと電力会社の見直しはセットでやるのが常識。
例えば、ドラッグストア等が安い理由は、同じものを一気にまとめて仕入れているからです。
オール電化は、電気とガスに分けてた光熱費を、1本にまとめるわけですから、上の例と同じ理屈で安くできる可能性が上がります。
せっかく安くできるのに、何もしないのはもったいないですよね？
ただ、電力の見直しは、調べる時間も含めて何かと面倒くさそう…
そんな人は「電気チョイス」を使うと切り替えも楽でおすすめ↓
★ ここがメリット！
- 知識豊富なプロが見てくれる
- 面倒な交渉や見積りもお任せ
- 切り替え費用は0円
自分にとって、1番お得な電力会社を丸投げで見つけてくれて、手続きもお任せでやってくれます。
詳しく見る
コメントを残す