地盤調査とは建物を建設する前に、その土地の地質や強度はどうか調査することです。土地についての情報を得ることで、その土地が建物の重さに対応できる強度があるのかどうかを確認します。
一般的な建物に対する地盤調査は「スウェーデン式サウンディング試験」と「ボーリング調査」の2つが主に行われていますが、ここでは「スウェーデン式サウンディング試験」について説明します。
photo by Andy Rogers
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スウェーデン式サウンディング試験とは?
このスウェーデン式サウンディング試験は主に木造住宅を建設する場合に多く用いられています。
先がスクリューを取りつけた鉄棒を、地面に対して垂直に突き立て、重りを乗せたり鉄棒を回転させ力を加えることで鉄棒の沈み具合を測ります。
またそれと同時に鉄棒に伝わる音や回転の重さを調べます。つまり地面に立てた鉄棒の沈み具合と音や回転の重さによって地盤の強度や地質を知ることが可能。
比較的狭いところでの作業が可能であり、調査に要する時間も1件(3~4か所)あたり半日ほどで終わります。
他の地盤調査方法と違って、この方法では地下10メートル~15メートル程度での調査が限度となります。
どれぐらいの費用が必要?
スウェーデン式サウンディング試験は、他の地盤調査と比べても比較的安価な調査方法です。調査する規模のもよりますが、一般住宅を建てる程度の土地ですと通常、1つの土地に対して4~5か所の調査を行います。
その調査費用は5万~8万円程となります。
調査する地域や規模によって調査費用は多少変動しますので、地盤調査の依頼をする際は、専門業者に見積りを出してもらい予定する調査内容を確認の上で締結されることをおすすめします。
どんな検査結果ならOK?
地盤調査を依頼する側から考えれば、調査する土地が建物を建設してもいいか否かが本来の目的です。つまり、地盤の強度が建物の重さより上回っているかどうかが重視されます。
それを知るためには、「新規造成の有無」「地耐力のバランス」「周辺での異常状況」「建物のバランス」などを判定。その判定をもとに『地盤品質証明基準』が示されます。その地盤品質証明基準が良好な判定だと安心して建築が出来ます。
判定基準には次のような基準が↓
- 『布基礎でよい(すべてに自沈層がない)』
- 『べた基礎でよい(0.75KN自沈層で各測定の数値がほぼ同一)』
- 『地盤改良または杭基礎(地面から2m以内に0.5KN自沈層が50cm以上ある)』
- 『杭基礎(地面から2~10mに0.5KN自沈層が連続して100cm以上又は合計して200cm以上ある)』
ちなみに自沈層とは、地盤調査の際、鉄棒を回転させなくても50kg・75kg・100kgといったおもりの重さのみで沈む部分の地層のこと。
一般的にはこのような地層を総称して軟弱地盤とされています。
地盤調査を依頼する前に、地盤調査に対しての知識を頭に入れておくことは大切です。すべてを業者任せにせず自分の目でも確かめてみて下さいね。
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