雨漏り対策の吸水シートはどれぐらいの効果?正しい使い方とは?

雨漏りが発生してしまった際に、漏れた箇所を雑巾で拭きとろうとしてもなかなか吸い取れずに被害が拡大してしまう事がありますよね。その際にあると便利なのが吸水シートです。雨漏り以外でも使えるとても便利なシートなんです。

 

吸水シートとは?

吸水シートというのは、文字の通り水分を良く吸収してくれるシートの事です。見た目は普通の布のように見えますが、かなりの量の水を吸収してくれます。

雨漏りが発生してしまった際に水を処理するのが遅れてしまうと、その分建物にダメージが蓄積されてしまうのでこのような吸水シートを使って素早く処理するのが大切です。

最近はホームセンターでも売られるようになってきているので、見た事がある方もいると思います。1枚が1000円~2000円くらいの値段がかかりますが、いざという時に一枚は持っておくと便利なシートです。

 

吸水シートの効果はどの程度あるのか?

吸水シートの効果はものによりますが、400グラムあるシートの場合には500ミリリットルのペットボトル20本分を5~10分ほどで吸収してくれる効果があります。

急な雨漏りでも十分な給水能力を持っているため、応急処置として使うにはもってこいのシートになっています。

シート自体も薄く軽いので応急処置を施したい箇所に簡単に使うことが出来ます。雨漏りの際には原因箇所の屋根裏などに置くとかなり効果のある応急処置になります。

またブルーシートや土嚢と一緒に使う事で外から入ってくる水と中に入り込んだ水の2つに対応出るため、より大きな効果が期待できます。

 

吸水シートの正しい使い方は?

吸水シートの使い方は、吸い込ませたい水の部分にシートを浸すだけです。すぐに吸水が始まってかなりの量の水を吸い取ってくれます。

雨漏りの応急処置としても使用できますが、水回りの漏水が起きた際の応急処置としても使用できます。水のトラブルがあった時に水を吸い取る時に浸すだけで使用できる優れものです。

また吸水シートは使用しても再利用することが出来ます。おおよそ3週間ほど天日で自然乾燥させることで元のシート状に戻り再利用する事が出来る様になります。

材質が劣化しない限りは何度も繰り返しで使うことが出来るので、1枚持っておくと色々な場面で使うことが出来て重宝します。

ただし、この吸水シートも効果は凄まじいですがあくまで応急処置として使えるものです。雨漏りが発生した時にはその原因箇所を修理しなければならないので、吸水シートを過信しすぎないように気を付けましょう。

▶関連:雨漏りを自分で対策!発生前の点検方法と発生後の応急処置方法

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