「ユニットバス」リフォームの相場と設置までの流れ＆期間を徹底解説！

ユニットバスを設置したい！という時の、選ぶ基準にできる「選び方の方法」や、実際にかかる値段やオプション費用の相場。

工事が始まってから終わるまでにかかる日数や、おおまかな工程内容など、ユニットバスリフォームをしたい時に役立つ情報をひとまとめで紹介します。

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お風呂リフォームの正しい相場が分かる！（水回り工事が得意な業者も一発検索）

我が家にユニットバス設置できる？

自分の家にユニットバスを設置できるかどうか？を大まかに理解しておきましょう。

確認すべき項目は「戸建てとマンションでのケース別での違い」と「ユニットバスのサイズ」の2点です。

「戸建て」or 「マンション」

住む家が「戸建て」なのか、マンションなのかによって、ユニットバスリフォームが可能かどうか変わってきます。

戸建て	水回りや配管なども自由に工事しやすいので、基本的にどんなタイプのユニットバスでも設置可能。
マンション	マンションの梁や配管は決まっているので、ユニットバスの種類によっては設置できないケースがある。（※ リフォーム業者に要相談）マンションの管理組合＆近隣住人等の「リフォーム工事の承認」が事前に必要。

お風呂のサイズを確認する

ユニットバス設置前に「設置できるユニットバスのサイズ」を知っておく必要があります。

ショールームやカタログでユニットバスを選ぶ時には、合ったサイズのユニットバスがあるかどうか？を知るために指標が必要です。

実際に測るのは、今設置しているユニットバスの「幅と奥行き」の2点。ユニットバスのカタログ上では、サイズを「1216」「1620」等と表示されています。

… 例えば、

1216 ⇒ 1200mm（ A の幅）×1600mm（ B の奥行き）
1620 ⇒ 1600mm（ A の幅）×2000mm（ B の奥行き）

このように、ユニットバスのサイズ表記の幅と奥行きを示している事が分かります。

代表的なユニットバスのサイズは、このようなものが主流です ↓

サイズ	実際の内寸	坪目安
1216 サイズ	1200mm×1600mm	0.75 坪
1217 サイズ	1200mm×1700mm	0.75 坪
1317 サイズ	1300mm×1700mm	0.75 坪
1616 サイズ	1600mm×1600mm	1.0 坪
1717 サイズ	1700mm×1700mm	1.0 坪
1618 サイズ	1600mm×1800mm	1.25 坪
1620 サイズ	1600mm×2000mm	1.25 坪
1621 サイズ	1600mm×2100mm	1.25 坪
1624 サイズ	1600mm×2400mm	1.5坪
1818 サイズ	1800mm×1800mm	1.5坪

ユニットバスリフォームに必要な相場を知りたい！

「できるだけ格安でユニットバスリフォームを抑えたい！」「リフォーム業者から無謀な値段を提示されないようにしたい！」という時のために、おおまかな相場感も理解しておきましょう。

全国の優良リフォーム業者を紹介していいる「タウンライフ」によると、実際にユニットバスのリフォームにかかっていた金額はこのような内訳になっています↓

60万円以下（30％）	オプションなし、浴槽サイズ変更無し等、標準装備でのリフォームが中心。「お風呂に入るだけ」「古くなったのを変えるだけ」のようなシンプルなリフォーム。ベーシッククラスのユニットバス。
60〜120万円（60％）	浴槽サイズ変更。照明やミラーを選べる。タイルを選ぶなどなど…各種オプション設定が可能。メーカーによっては、上位モデルのユニットバスも選べる価格帯。ミドルクラスのユニットバス。
120万円〜（10％）	浴室が1坪以上の大きめサイズのものが主流。音響スピーカー。打たせ湯。ジェットバスなど最上位の各種オプションも充実できる。トップクラスのユニットバス。

せっかくリフォームするなら、色々グレードアップしたいと思うもの。そんな時の参考用に、ユニットバスの各種オプションの価格相場も合わせて紹介しておきます↓

ジェットバス：工事費込みで約25万円〜
ミストサウナ付き暖房乾燥機：ミストサウナ＋浴室の暖房＆乾燥機能。工事費込みで約25万円〜
テレビ等：浴室テレビや音響設備。工事費込みで約5万円〜
換気暖房乾燥機：暖房、衣類乾燥、換気、涼風機能などをまとめたもの。工事費込みで約10万円〜

現実的に、自分の家でユニットバスリフォームをした時にはどれぐらになる？というリアルな価格を知りたい時には、タウンライフの無料見積もりが参考になります↓

▶関連：自分の家の「ユニットバスリフォームの相場」を知る

ユニットバスの人気メーカーを紹介！

「ユニットバス」は販売している大手人気メーカーと、それぞれのメーカーの特徴。また、メーカーならではの「お風呂の機能」等を一覧でまとめました。

どのメーカーに、どんな感じのユニットバスが置いてあるの？販売価格はどれぐらい？という部分を知りたい時の参考にしてみて下さい↓

LIXILのユニットバス

https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/spage/陶器メーカーだったINAXが住宅機器や建材メーカーと統合して出来たブランドがリクシル。

もともとが「陶器メーカー」だから浴槽も高品質で、ユニットバス選びの第一候補に入れておきたいメーカーです。「肩湯」「うたせ湯」等、独自技術を使ったユニークなユニットバスが多いのも特徴的。

■ 「LIXIL」ならではの機能

キレイサーモフロア	独自の断熱構造で足裏から奪われる熱を抑えます。スポンジが入りやすく掃除がしやすいフロアです。
くるりんポイ排水口	浴槽の残り湯を抜くと排水トラップ内にうず流を発生。「うずの力」で排水口の汚れを付きにくくまとめてポイ！と捨てれる仕組みです。
キレイ浴槽	リクシル独自の技術「透明の防汚クリア層」のある浴槽です。水垢がスポンジだけでラクに落とせます。
キレイドア	ガラリ＆パッキンなしで窓掃除がラクに。
キレイ鏡	鏡のウロコがつきにくくなる独自の鏡。
サーモバスS	浴槽保温材と保温組フタのダブル保温構造でお湯を冷めにくく。4時間後でも温度が2.5℃しか下がりません。
エコフルシャワー	最大48%の超節水のシャワー。
プッシュ水栓	ボタンを押すだけでお湯を出し止めができる独自の水栓です。
浴室テレビ	16〜32型のテレビを設置。
照明システム	ダウンライトの調光が可能になり、ムーディーな雰囲気に。
アクアジェット	浴室内のジェット。静寂性にこだわった「サイレントジェット」もあります。
サウンドシステム	Bluetooth搭載のスマホやプレイヤーとワイヤレス接続。壁付けのリモコンで操作して音楽を楽しめます。

■ 「LIXIL」の高級モデル SPAGE

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Panasonicのユニットバス

https://sumai.panasonic.jp/bathroom/Panasonicのユニットバスは、「美容」に特化した機能や「居心地の良さ」にこだわった機能など、美容＆快適さを重視しているのが特徴的。

「スゴピカ浴槽」等、毎日お風呂に入る時のお手入れのしやすさにも配慮しています。

■ 「Panasonic」ならではの機能

酸素美泡湯	お湯に酵素を含んだミクロの泡をプラスして、白く柔らかなお湯に。保湿をプラスした「オイルヴェール酸素美泡湯」もあります。
保温浴槽Ⅱ	断熱材で浴槽を包み、風呂フタにも断熱材を使用しています。
エステケアシャワー	空気の泡を含んだシャワーで肌の皮脂汚れまでキレイに。
ライトタッチ水栓	お湯を出す。止めるがワンタッチで出来る独自の水栓。
水盤LED照明	浴槽の中に幻想的な光を作り出すLED照明です。
スミピカフロア	床のスミに目地がないから、掃除しやすく、スミまでキレイを保ちやすい床。
スゴぽかフロア	浴室の床暖房フロアです。
1/f ゆらぎ・「ナノイー」搭載カビシャット暖房換気乾燥機	自然に近いリズムでそよぐ涼風。換気や乾燥以外にも、入浴中のほてりを抑える送風機能など。
ゲンキ浴ｉ・ミスト	浴室をホームサウナにできるモード。
シーリングバスオーディオ	空間に美しくなじむスピーカー。浴室ならではの音響効果でBluetoothのワイヤレス接続でスマホやタブレットに接続できます。
バステレビ/バスサウンド	浴槽に入りながらテレビを見れる機能。
ジェットバス	背後 2箇所からのジェットバスを搭載。

■ 「Panasonic」の高級モデルイメージ

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TOTOのユニットバス

https://jp.toto.com/products/bath/最大で約48％もの節水効果が期待できるエアインシャワーや、独自の断熱構造で温度低下を抑える「魔法びん浴槽」など、光熱費を抑えるお財布に優しいユニットバスが豊富。

■ 「TOTO」ならではの機能

ほっカラリ床	床の内側にクッションがありやわかな踏み心地。さらに断熱＋からりと乾く水切れの良さが特徴。
魔法びん浴槽	断熱構造でずっとあったかな浴槽。4時間後の温度低下をわずか2.5℃以内に抑えます。
エアインシャワー	水に空気を含ませ粒を大きくし、爽快感はそのままで大幅な節水を実現！
お掃除ラクラク人大浴	浴槽表面は、撥水、撥油成分を配合した人工大理石で、汚れを落としやすくします。毎日の浴槽洗いがラクラク。

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TOCLAS（トクラス）のユニットバス

https://www.toclas.co.jp/bathroom/トクラスのユニットバスの特徴は。人造大理石を使った浴槽を標準装備しているところ。

またプランによっては、ヤマハの音響スピーカーを浴室内に埋め込む等、こだわりのユニットバスにする事もできます。

■ 「TOCLAS（トクラス）」ならではの機能

みなもライト	水面のゆらぎを受けて天井に水面をうつすLEDライトです。
サウンドシャワーe	お気に入りの音楽が楽しめる浴室音響システム。洗面室側でイヤホンをつけてリモコンで操作したり、Bluetoothでつなげる方法もあります。
うるおい浴＋	マイクロバブル＆ジェットバスを発生させる装置です。ミクロの泡でお肌しっとりのマイクロバブルと、ジェットバスをスイッチひとつで切り替えます。
フレッシュジェットe	背面にソフトタッチのパルス噴流を設置。連続orビートの2つのモード切り替えができます。
あったかミスト	肌になじむ霧のようなミストを発生。5分の暖房で浴室温度を5℃から25℃に。入浴中も入浴後もポカポカを維持します。
ドライ＆ミストⅡ	ミストを使ったサウナ。浴室全体の暖房機能。雨の日でも洗濯物を乾かせる感想モードの3つのモードとひとつに。
わすれま栓	キッチンのリモコンからお湯はりをスタートし、自動で排水栓が閉まります。お湯はりで栓を閉めに行く手間が省けます。「マルチコントローラ」を組み合わせると、スマホから外出先でお湯はりも可能に。
おそうじ浴槽	お風呂の浴室内をちょうど「食洗機」のようなイメージで自動掃除してくれるモード。お風呂にフタをしてスイッチONで自動掃除。洗剤は浴槽横の投入口がりマジックリン等を1ヶ月に1回入れるだけでOK。

■ 「TOCLAS（トクラス）」の高級モデルイメージ

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クリナップのユニットバス

https://cleanup.jp/bath/お風呂場の中は、部屋も床も温かい状態がいい！という人におすすめのメーカー。

床を一気に温める「床夏シャワー」や、4時間後でも温度低下を2.5℃以内に抑えるという高断熱浴槽、さらに浴室全体を保温材で包む「浴室まるごと保温」等もあり、とにかく「温かいお風呂場」にする事ができます。

■ 「クリナップ」ならではの機能

床夏シャワー	床に向かって一気に噴出するお湯のシャワーが、入浴前の1分で、床面を25℃まであたためます。
高断熱浴槽	浴槽と風呂フタの保温材、浴槽下を防水パンで覆って4時間後の温度低下を2.5℃以内に抑えます。
足ピタフロア	床表面の微細な凹凸が、濡れている足裏に密着します。すべりにくく、足裏で床をつかむことができます。

■ 「クリナップ」の高級モデルイメージ

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Housetec（ハウステック）のユニットバス

https://www.housetec.co.jp/products/bathroom/ヤマダ電気グループの住宅機器メーカーがハウステックです。お手頃価格のユニットバスから、ちょっと特別感のある高級タイプまで、幅広いラインナップが特徴的。

■ 「Housetec（ハウステック）」ならではの機能

クリンフロア	10年以上使用してもよごれがつきにくいという、フッ素加工の床です。
エアインシャワー	湯水に空気を含ませることで、量感たっぷりの浴び心地と大幅な節水を実現しています。
高断熱浴槽	4時間たっても湯温低下は2.5℃以内の浴槽です。

■ 「Housetec（ハウステック）」の高級モデルイメージ

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「手抜きしてない？」を知っておこう

せっかく高いお金を出してリフォームするのですから、リフォームで失敗するようなことは避けたいものです。

ユニットバスのリフォーム工事で「手抜き」をされないためには、次のような項目をチェックしておきましょう↓

費用が格安すぎる
工事内容の説明が曖昧
実績があまりない
契約を急かす
「デメリット」の説明がない（逆に、デメリットもちゃんと伝えるような業者は安心。）

「費用が格安すぎる」このような業者だと、工事費用を抑えるためにリフォームに粗悪な材料を使っていたり、人件費を削って雑な工事を行うことが考えられます。他の業者数件にも見積りを取ってもらい、行おうとしているリフォーム工事の相場を知ることで防ぐことが可能です。

▶関連：自分の家の現実的な「ユニットバスリフォーム相場」を知る

「工事内容の説明が曖昧」な業者だと、言うまでもなくあやしい業者です。どのような工事内容であり、どれくらいの工事期間を要するものなのかをしっかり説明してもらいましょう。

「業績があまりない」ような業者でも、もちろんしっかり工事を行い説明通りの仕事をしてくれる業者はいます。

しかし、実績が少ないことで、依頼する側もリフォーム仕上がり後のイメージが付きにくいということや、何かトラブルか起きた時に業績がなければうまく対応してくれないことも考えられますので注意が必要です。

「契約をせかす」このような業者は、会社の利益を優先に考えていることが多く、お客様の条件や要望を二の次にすることが考えられます。根気強く依頼する側の希望を理解しようとしてくれる業者を選びましょう。

「デメリットの説明がない」これは、リフォーム工事を依頼する側が質問しないと答えないこともあるので、積極的に質問することが大事です。本当にメリットしかないような工事であればいいのですが、リフォームしたことで今までできていたことができなくなったり、スペースが奪われてしまうようなことも実際にあるので、確認は必要です。

上記のように、リフォームの際に手抜き工事でトラブルを生まないためには、工事を依頼する「業者選び」が最も重要です。しっかり信頼できる業者を探してみて下さい。

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