自然災害によって住宅に与えるダメージを少しでも軽減させるのが、地盤や建物の基礎部分の強度や質。今回は耐震リフォームにあたっての基礎工事について紹介します。
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一戸建ての耐震リフォームの方法
建物の「地盤や基礎部分に不備がある」場合、どんなに強度のしっかりした家を建てても、自然災害に脆い住宅ということになってしまいます。このような場合は地盤の強度を調べ、その強度に合わせた建物の基礎工事を行う必要があります。
一般的な地盤調査方法には「スウェーデン式サウンディング試験」と「ボーリング標準貫入試験」が使われ、その土地の地層がどのようになっているのか、建物を建てるに相応しい硬い地盤(支持層)がしっかりあるかを調べ、その調査結果を元に建物の基礎タイプを決めます。
既存建物の基礎を補強するには「既存基礎に新たに補強用の基礎を作る」方法と「炭素繊維シートを既存基礎に張りつける」方法があります。ちなみに炭素繊維シートとは、重さは鉄の4分の1と軽いのですが、強度が鉄の10倍であり錆びることのない補強にはとても優秀な素材です。
「既存基礎に新たに補強用の基礎作る」方法は、単純に今ある基礎部分に補強用の基礎をいくつか設けることで、建物の基礎を強化する方法です。
「酸素繊維シートを既存シートに貼り付ける」方法は、上記でも説明したように鉄よりも軽く、鉄よりも強くさらに錆びないという優秀な素材を、既存の基礎部分の内側もしくは外側に張りつけて建物の基礎を強化する方法です。
価格はどれぐらい?
建物の既存の基礎を強化するには、上記の「既存基礎に新たに補強用の基礎を作る」方法と「炭素繊維シートを既存基礎に張りつける」方法がありますが、費用は耐震リフォームを行う建物の大きさや工法によって違いがあります。
一般的な住宅が約25坪~40坪程度と考えると、「既存基礎に新たに補強用の基礎を作る」方法での耐震リフォーム費用は約70万円~120万円となり、「炭素繊維シートを既存基礎に張りつける」方法では約80万円~130万円となります。
こうしてみると、建物の基礎の耐震リフォームには約100万円程度の費用を考えていればいいということになりますね。
耐震リフォームに係る費用の違いには、建物の大きさと既存基礎の強度、建物のバランスや築年数によって新たに補強が必要な箇所がいくつあるのか、また、どの工法をどれだけ必要なのかによって変動します。また、基礎の耐震リフォームだけでは補えない場合には、地盤強化工事や建物の修繕も行わなければなりません。
耐震リフォームを考える際には今現在の耐震強度や地盤強度をしっかり査定してもらい、必要な補強箇所や工法を決めることがとても重要となります。
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