DIYでテーブルを作っている時に、仕上げに天板を塗装する時の方法として、見た目のデザインや機能性も変化する2つの塗装方法を解説します。
その1「耐水性が必要な天板への塗装」
テーブルの中でも、リビングテーブルやカウンターテーブル等のように、食事をしたり拭き掃除をしたりする事が多いテーブルの場合には、水をはじく耐水性が欲しいところ。
そんな、耐水性が必要な天板に塗装するときには、ウレタンニスを使った方法がおすすめ。水性ウレタンニスには、こんな特徴があります↓
- 油性とくらべて乾く時間が早い。
- 洗う時にラッカーうすめ液を使わなくて良いのでラク。
- ウレタン樹脂を使うので、家具等の実用的&耐久性が必要なものに重宝。
- 乾くと固い膜ができる。
ウレタンニスは「和信ペイント」の水性ウレタンニスが使いやすく、実際の口コミ評価も高いアイテムです。
匂いが少なく室内でも作業がしやすい事。食品衛生法に適合のニスなので、子供も使う食卓テーブルの天板等にも使えるところが魅力。初心者でも失敗が少ないニスとして評判です。
実際にウレタンニスを使って、天板に塗装する手順はこんな順番です↓
- サンドペーパー(240~320番)で木目に沿って軽くやすりがけしておく。
- 塗る天板の汚れをとる。
- ハケ等を使って薄く塗っていく。初めに塗りにくい側面を、次に天板の表面部分を塗っていく。
- 広い箇所は「コテバケ」を使って、一方向に塗っていくとラク。
- 表面を90分程度乾かしたら(商品による)、400番程度のやすりで表面のデコボコを削って完成。
写真付きの手順はこちら↓
中目の240番のサンドペーパーで、天板のガタガタを研磨します。
写真のように簡易的なものでも大丈夫ですが、クリップ式で手でしっかり持てるハンドサンダーにサンドペーパーを挟むと、より安定して研磨がラクに。
仕上がりも、よりキレイにできます。
ウエス(古タオルや古着等でも)を使って、削って出た表面の汚れをキレイに拭き取ります。
ハケで「水性ウレタンニス」塗っていきます。まずは、塗りにくい側面の方から。
ハケでそのまま塗っていっても良いですが、天板の広い面は「コテバケ」を使うと一気に綺麗に塗る事ができます。
…焦らずに、しっかり90分乾燥。
細目の400番のサンドペーパーで、表面のニスを削っていきます。
「塗る、乾燥、研磨」を数回繰り返すと、さらにピカピカの天板に仕上がりに!
一連の流れや、さらに詳しい塗り方については、実際に「和信ペイント」の水性ウレタンニスを使って塗った、こちらの動画で確認してみて下さい↓
また、ハケで塗るときは、薄く重ねすぎないように塗るのがコツで、重ねるほどガタツキの原因になるので要注意です。
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その2「耐水性不要な天板への塗装」
耐水性が特に必要ないテーブルの天板を塗装する時には「オイルステイン+ワックス」の組み合わせがおすすめ。
「オイルステイン+ワックス」で塗装すると、こんな風に仕上がります↓
- 人工的な感じにならない。
- 塗膜を残さないので、木目を活かした雰囲気にできる。
- 天然の原料だから安心。
- 初心者でも失敗しにくい。
オイルステステインは「ワトコオイル」。ワックスは「ブライワックス」が使いやすくておすすめ↓
ベストセラー1位の人気のオイルステイン。色の種類も豊富で使いやすさで人気。
ワックスの中で定評があるアイテム。色の種類が豊富で取扱いも簡単。
実際に「オイルステイン+ワックス」で塗装していく手順です。まずオイルステイン(ワトコオイル)を塗っていきます↓
- サンドペーパーで表面を整えて汚れを除去。
- オイルステインをハケで薄く塗って、表面に残っている浸透しきれなかった塗料を布で除去。
- 1時間ほど乾かす。必要に応じて2〜3回塗る。(ワックスも塗るので、1回でもOK)
ワトコオイルの塗装が終わって、完全に乾いたら次にワックス(ブライワックス)を塗っていきます↓
- ブライワックスをとり、スポンジ等を使って全体に塗っていく。
- ワックスが乾いたら布を使って磨き上げていき完成。(使わないTシャツ等、目の細かい布でやるとラク)
ちなみに、ワトコオイルだけ塗ると、表面ではなくて木の内部に塗膜を作るので、ある程度の撥水性(たまの掃除に拭く程度)は期待できます。
さらに、ワックスを塗る事で、アンティーク風の色合い+ツヤを表現しているのですが、ワックスは基本的には「水拭きには適さない」ものです。
ですので、リビングテーブルほどではないにせよ、ある程度掃除したい!というときにはワトコオイルだけで仕上げるのもおすすめ。
また、ワトコオイルもブライワックスもそれぞれに「塗料」が入っているので、2色を重ねた色合いをイメージしながら塗る必要もあります。
▶関連:DIYテーブルで「天板の作り方」の参考になるデザイン8選
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畳の部屋で使うためのミニテーブル制作中。とりあえず天板完成。合板に木片9種を貼り付けて成型→研磨→ワトコオイル3度塗り。ずしっと重たくてよろしい。 pic.twitter.com/xw9gKeLMQe
— 大宮浩平 / Omiya Kohei (@OMIYA_KOHEI) 2017年4月16日
杉無垢材天板にワトコオイルのダークウォールナット色を塗ったところです。
今は艶がありますが、乾いたら艶消しのようになります。
パイン材に塗るともっと薄い見た目になります。 pic.twitter.com/Q6KT8EPK3P— steels (@steels_1) 2017年4月10日
同じワトコオイルでもサンドペーパーのかけ具合で差が出ます
オクダシ中の小さいほうが女の子用本棚 大きいのが男の子用 の天板
廃材と100均の材料にワトコ!!ちょっと勿体無いっすね(^^ゞ
100均の金具小さいからミニチュアに良い!そしてもう飽きた、手は荒れるし(;O;) pic.twitter.com/jfebYmZ8q2
— COMPASS OMM F7 (@waki_touga) 2017年1月23日
木枠に板を打ちつけ
天板用の板は1×4材でかなりお手ごろ価格!
地域やホームセンターで価格に違いがありますが、1本200円程で買えます~
天板はワトコオイルで色をつけました! pic.twitter.com/wG0fJZc5gf— 矢野田@1/28屋根下/東6に20b (@yanoda_gmg) 2016年7月31日
今週のDIY
金魚の水槽を涼しい部屋に移動しようと思い水槽を置く台を作りました。ねじ頭は全て埋木で隠して天板のみワトコオイルでフィニッシュ。場所や物に合わせてカスタムメイドできる… https://t.co/naBIThaKaQ pic.twitter.com/jtGr46e3YM— すーさん (@ssm_mmm) 2016年7月23日
テーブルの天板にヤスリかけてワトコオイルを塗ってます。風合いが変化したのはいいが色々試したくなるな… pic.twitter.com/lOtaPHJbJU
— 赤祖父 (赤ソファ) (@akasofa) 2016年5月13日
ミニテーブル作ったときの写真です。2×4材と天板は1×4材です。
下の奴は、材木を焼いて水につけてワイヤーブラシで削って乾かしてヒロミさんがテレビで使っていたブライワックスを塗っています。 pic.twitter.com/2lWCQOEmoK— 孤軍@小説家になろう (@kogun11) 2017年3月24日
初DIY(o^^o) とりあえずテーブルの天板作った! ブライワックスがいい感じ♪次は、棚とテレビの壁掛けつくる*\(^o^)/* pic.twitter.com/N9nXRZTasf
— 松井大輔 (@daisuke48m) 2016年12月11日
作ったもの紹介1
自宅で使用しているローテーブルです。天板を少しいいのにして、あとはツーバイ材です作りました。仕上げはブライワックスです。 pic.twitter.com/ATF6SN34IO
— しらたまデザイン工房 (@shiratama_kobo) 2016年9月4日
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