マンションをIKEAキッチンでリフォーム!実際の事例と相場&導入手順

IKEAキッチンを使って、マンションのキッチンをリフォームしたい!という時に。

実際にマンションにIKEAキッチンを導入した実例や、設置するまでに必要な手順や相場をまとめました。

photo by Seth Werkheiser

 

マンションにIKEAキッチンは取り付けできる?(事例紹介)

「イケアのキッチンを取り付けてみたいなー」と考えた時に、まず疑問に思うのが、そもそもイケアのキッチンをマンションに導入する事はできるの?ということ。

ショールームで見るイケアのキッチンは、どう見ても大きなサイズで戸建て住宅専用のようにも思えます。

ですが、実は実際にIKEAのキッチンをマンションに導入している事例はたくさんあります↓


出典:http://www.takumi120.net/ikea/ikeajirei05.html

IKEAキッチンのルブリークステンレスL型をベースに、食洗機はPanasonic、ガスレンジはリンナイ等を組み合わせて作っています。

中古で購入したマンションをリノベーションする時に、IKEAキッチンを利用したのだそう。IKEAのキッチンパーツの費用は概算で70万円程度。

 


出典:http://www.takumi120.net/ikea/ikeajirei06.html

対面型のキッチンから、オープンなペニンシュラ型のキッチンへのリフォーム時にIKEAのキッチンパーツを利用。

設置に幅が必要なパーツも、オープンスタイルにする事で広さを確保できるので、設置可能になるというわけ。

こちらは、IKEAのキッチンパーツの概算値段が60万円程度になっています。

 


出典:https://www.happy-renovation.com/blog/?p=769

IKEAのL字型のキッチンパーツを使ったデザイン。リノベーションマンションの備え付けで、人気のIKEAキッチンを利用したのだそう。

 


出典:http://www.y-kitchen.com/product/?id=221

南仏のナチュラルカントリー風をイメージしたというリフォーム。

IKEAの陶器製のシンク「ドムショー」や、ストーとオフシリーズの扉とびら等を使って、白色デザインの可愛らしいキッチンに。

 

ーここまで、4つのIKEAキッチンをマンションに導入している事例を紹介しました。

戸建てに設置しているタイプと比べると、実際の導入例は少ないものの、「パーツを一部分だけ使う」「間取りを変更して、大きなパーツでも入るようにする」「キャビネットだけ使う」等の工夫をする事で、マンション内でもIKEAキッチンを入れる事ができます。

 

実際に取り付けるために必要な手順

IKEAのキッチンを選ぶ前に、まずは設置する場所の奥行きや幅を確認しておき、ショールームに行った時にイメージが湧きやすい状態を作っておきましょう。

本格的に設置を決めた場合には、あらためて「IKEAの測量サービス」(他、施工業者に依頼)等を利用し、コンセントや水道の位置等を正確に把握するので、まずは大まかなサイズ感だけでも掴んでおきます。

IKEAのキッチンを取り付ける方法は大きく分けると2つのパターンがあります。セルフで自分自身で取り付ける方法と、業者に依頼して設置してもらう方法の2つです。

それぞれのパターン別に必要なことや、全体の流れを紹介します↓

1.「自分で付ける場合」の手順

1.「IKEAでキッチンを見る」 IKEAで取り付けたいキッチンを選びます。IKEAでは「2階がショールーム」が基本なので、実際に設置されている様子を見ながら、設置イメージを膨らませます。
2.「キッチンを選んで注文」 IKEAでキッチンを選ぶ時には「寸法的に実際に設置できる?」という部分のサポートとして、2種類の確認方法があります。

  • IKEA HOME Plannerを利用する:パソコンの画面で自宅で確認できる方法です。「IKEA HOME Planner」にアクセスすると、自分自身で部屋の寸法等をパソコンの画面に入力しながら、パソコンで図面を確認しつつ設置できる確認できます。
  • キッチンプランニングサービスを利用する:IKEA店舗でスタッフがマンツーマンで相談にのってくれる予約制のサービスです。相談自体は無料ですが、「IKEA FAMILYメンバーのみ」の限定サービスで、事前に入会しておく必要があります。(IKEA FAMILYメンバーの年会費や会費は無料です)
3.「元のキッチンを撤去する」 IKEAのキッチンを設置する場所に、古いシステムキッチン等がある場合には、予め除去しておきます。

その際、電気・水道・ガス等を止めたり取り外し等が必要となりますが、これらの作業は専門の資格を持つ人だけができる作業です。

ですので、セルフでやる場合でも古いキッチンの撤去作業だけは業者に依頼しておいた方が良いかもしれません。

4.「キッチンを受け取る」 IKEAで注文しておいたキッチンを受け取ります。

店舗で直接受け取る「持ち帰り」も可能ですが、一般的なシステムキッチンを導入する場合でも全体のパーツの量はかなり膨大なものになります。

例えば、IKEAのシステムキッチン「METOD/メトード」シリーズで、一般的なI型キッチンを導入した事例では、全てのパッケージ数は87個。全部のパーツの総重量は約444kg近くにもなるそうです。

▶参考:イケアの新システムキッチン「METOD/メトード」モニターレポート 

ですので、現実的な部分を踏まえるなら持ち帰りよりも、配送サービスを利用して届けてもらうようにするのが無難です。

5.「必要な道具を揃える」 IKEAのシステムキッチンは、パーツを組み合わせていくだけで設置する事は可能ですが、シンクやコンロを組み合わせる時には、それぞれのサイズに合わせてワークトップ(天板)を自分でカットする…等のDIY的な作業が必要です。

システムキッチンの設置説明書によれば、以下のような取り付けには以下のような工具が必要とされています↓

  • 目の細か手鋸・のこぎり付きマイターボックス・Gクランプ・水準器&水平器・巻き尺・各種ドライバー・千枚通し・ゴムハンマー・ハンマー・直角定規・ホールソー(蛇口取付のための道具)・電動丸ノコ・電動ドライバー・ジグソー
6.「キッチンを取り付ける」 IKEAでは、キッチンを自分でも設置できるマニュアルとして「キッチン設置のためのDIYガイド」が用意されています。

あくまでも「基本のマニュアル」なので、設置するキッチンの種類や、設置場所によって取り付け方法に違いはありますが、おおまかな設置の流れは次のように解説されています↓

  1. 室内の下準備:設置する壁の状態を確認し、壁の下塗りや塗装、タイルの張替えはこの段階で行います。次のレール取り付けのための目印をつけておきます。
  2. サスペンションレールの取り付け:キャビネット等を固定するためのレールを取り付けていきます。
  3. キャビネットの取り付け:まずは上の棚のウォールキャビネットから設置、次に下のウォールキャビネットを取り付けます。それぞれのキャビネットは組み立てが必要ですが、IKEA家具の組み立て経験がある人なら、時間をかければ難しい作業ではありません。
  4. ワークトップの加工&取り付け:ワークトップ(天板)を設置するキッチンのサイズに合わせてカットしたり、導入するシンクやコンロに合わせて加工。その後、ワークトップをとりつけいきます。
  5. シンクや設備機器の設置:シンクや証明類、コンロ等を設置していきます。(※ 電気配線をつなぐ場合には専門の資格が必要です)
  6. 棚・扉・引き出しの取り付け:残っている棚や扉、引き出し等の細かいパーツを設置していき設置完了です。

 

2.「業者に依頼する場合」の手順

1.「IKEAでキッチンを見る」 IKEAで取り付けたいキッチンを選びます。IKEAでは「2階がショールーム」が基本なので、実際に設置されている様子を見ながら、設置イメージを膨らませます。
 2.「キッチンを選んで注文」 IKEAでキッチンを選ぶ時には「寸法的に実際に設置できる?」という部分のサポートとして、2種類の確認方法があります。

  • IKEA HOME Plannerを利用する:パソコンの画面で自宅で確認できる方法です。「IKEA HOME Planner」にアクセスすると、自分自身で部屋の寸法等をパソコンの画面に入力しながら、パソコンで図面を確認しつつ設置できる確認できます。
  • キッチンプランニングサービスを利用する:IKEA店舗でスタッフがマンツーマンで相談にのってくれる予約制のサービスです。相談自体は無料ですが、「IKEA FAMILYメンバーのみ」の限定サービスで、事前に入会しておく必要があります。(IKEA FAMILYメンバーの年会費や会費は無料です)
3.「施工業者を選ぶ 」 IKEAでキッチンを選んで「商品の見積り」を作成したら、その商品を使って施工してくれる業者を選びます。

施工業者の選び方は次の2種類です↓

  • IKEA認定施工会社から選ぶ:IKEAが公式に認定している正規取扱店から選びます。取扱店の一覧は「IKEAキッチン正規取扱店リスト(PDF)」で見る事が可能です。正規取扱店は、IKEAキッチンを実際に施工している回数も多いので、安心して任せる事ができます。
  • 他社施工で選ぶ:「知り合いの工務店」等に、IKEAキッチンのパーツを元に組み立てて貰うパターンです。
4.「施工店との打ち合わせ」 施工する業者を選んだら、商品納入時期とベースに実際に設置する場所の現地調査(測量など)も行い工事費の見積りを出してもらいます。

見積り金額に納得が行く場合は、そのまま施工時期等の打ち合わせも行います。

5. 「納品&施工」 商品の到着時期と合わせて、実際にキッチンの施工をすすめていきます。

 

取り付けにかかる費用の相場は?

IKEAキッチンでかかる費用は、キッチンそのものの商品費用に加え、業者に依頼する場合には設置費用(施工費用)をプラスした金額という事になります。

IKEAキッチンのスタンダードなモデルとなる、METOD(メトード)キッチンシステムをベースにすると、おおまかな価格の相場はこんな感じです↓

キッチンタイプ 商品の金額 工事の金額 合計金額(相場)
I型キッチンを設置
  • キッチンI型:¥191,700
  • レンジフード&コンロ:¥129,800
¥149,900 ¥471,400
I型キッチン+シンプルな棚を設置
  • キッチンI型:¥272,400
  • アイランド棚:¥149,400
  • レンジフード&コンロ:¥194,800
¥189,800 ¥806,400
L型キッチンを設置
  • キッチンL型:¥338,200
  • レンジフード&コンロ&オーブン:¥276,500
¥261,900 ¥627,700
アイランド型キッチンを設置
  • キッチン アイランド型:¥481,600
  • レンジフード&コンロ:¥319,800
¥149,900 ¥951,300

「I型」「L型」等のキッチンタイプの違いや特徴が分からない時には、次の記事も参考にしてみて下さい↓

▶関連:システムキッチンリフォームの選び方「予算別一覧表」&口コミ紹介

IKEAのキッチンストアの施工サービスは、設置するキッチンの幅によって施工価格を次の4パターンに分けています。

  • スモール(120cmまで):¥99,000
  • レギュラー(300cmまで):¥149,900
  • ラージ(450cmまで):¥249,900
  • それ以上(450cm以上):¥249,900+¥3,000/10cm毎

ワンルームマンションのよほど小さなキッチンではない限り、スモールサイズに収まる事はないので、ほとんどの場合はレギュラーサイズでの施工金額になる事が一般的です。

他、ウォールキャビネット等のキッチン収納がある場合には、プラスで¥24,900〜¥49,900程度の追加代金が必要となります。

IKEAキッチンを自分で設置する場合には、これらの施工費用をカットできるので約半額から30%OFF程度の金額に抑える事が可能というわけです。

 

IKEAキッチンのメリットとデメリットを理解しておこう!

IKEAキッチンのメリットとデメリットを簡単にまとめました。

IKEAキッチンのメリット

  • インテリアに合わせたデザインで自分好みなものを選べる。
  • DIYで組み立てれるようになっている。
  • 日本のシステムキッチン等で難しい自由なレイアウトでパーツの組み合わせが可能で、「コの字型」等の特殊な形も比較的簡単に作れる。
  • 25年の品質保証がついている。
  • 扉パーツ等がバラ売りされていて1毎から買えるので、傷んだ時の取替えや模様替えがしやすい。

IKEAキッチンのデメリット

  • 同型のシンプルなシステムキッチンと比べると、値段は安くはない。(特注品等と比べると逆に安くできやすい)
  • 「掃除のしやすさ」「収納面の便利さ」「実際の機能性」等では、日本製のシステムキッチンに劣る。

 

IKEAキッチンの口コミ

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