地盤調査の液状化調査とは?実際やるのに費用はどれぐらい?

地層は、時代と共に様々な層が重なり合って作られています。強い地層もあれば弱い地層もあり、建物を建設するには構造物の重さに耐えられることのできる強い地層が必要です。

その地層を調べる「地盤調査」ですが、様々な調査方法があり、色々な場面によって使い分けられています。

photo by Martin Luff

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液状化調査とは?

まずは液状化とは何なのかから説明します。

地下の土には地下水が含まれていますが、長年の地震の衝撃等により土の水分バランスが崩れ、水分がある一定の場所に多く溜まってしまうとそこの土はドロドロ液体のようになってしまいます。

これを液状化といい、この液状化してしまっている層がないかを確かめる調査を液状化調査と言います。

地下3メートル以内の一部が液状化してしまうと、その上にある構造物が傾いたり沈下したり、最悪の場合は構造物が突然倒壊してしまうこともあり非常に危険。

地盤は普段、目で見て変化がわかるものではないので油断してしまいがちですが、しっかり調査して地盤の状況を把握することはとても大事な事なのです。

 

液状化調査の種類

主に行われている調査方法は以下の4つです。

  • 資料調査による液状化判断
  • スウェーデン式サウンディング試験による液状化判断
  • 土質調査による液状化判断
  • 詳細調査による液状化判断

「資料調査による液状化判断」とは、主に小規模な木造住宅を建てる際に適しています。周辺の液状マップや液状化履歴図などを確認して液状化の可能性を判定します。

「スウェーデン式サウンディング試験による液状化判断」とは、主に木造2階建て程の住宅を建てる際に適しています。スウェーデン式サウンディング試験の結果と地下水位をもとに簡易判定に加え微地形分類による判定を行います。

「土質調査による液状化判断」とは、主に木造2階建て程の住宅を建てる際に適しています。スウェーデン式サウンディング試験による液状化判断に加え、土の粒度試験の結果を合わせて判断します。

「詳細調査による液状化判断」とは、木造2階建て以上の住宅を建てる際に適しています。

ボーリング調査の土質試験と標準貫入試験からFL値(液状化の可能性)とPL値(地表面への影響)を計算し、液状化の可能性や程度を判断します。この4つの方法の中でも最も詳細な調査方法です。

 

液状化調査に必要な費用・相場

液状化調査方法が数種あるに伴い、費用・相場もそれぞれです。

「資料調査による液状化判断」は最も簡易な調査方法で、約1万円程度。

「スウェーデン式サウンディング試験による液状化判断」だと、スウェーデン式サウンディング試験とは別に5千円~1万円。

「土質調査による液状化判断」はスウェーデン式サウンディング試験とは別に約3万円。

「詳細調査による液状化判断」ですと20万円~25万円程度となります。

簡易な調査方法から詳細な調査方法まで様々で、費用は1万円~25万円と大きく差があるようです。

▶関連:【耐震リフォーム】住宅の地盤調査とはどんなもの?

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